演題

OP-156-4

膵癌術後早期死亡例の検討

[演者] 矢澤 直樹:1
[著者] 中郡 聡夫:1, 今泉 俊秀:2, 飛田 浩輔:3, 古川 大輔:1, 和泉 秀樹:1, 増岡 義人:1, 山田 美鈴:1, 小澤 壯治:1, 貞廣 莊太郎:1, 安田 聖栄:1
1:東海大学消化器外科, 2:東海大学東京病院外科, 3:東海大学八王子病院外科

【目的】膵癌切除後の早期死亡に関わる因子を明らかにする。【対象】2003年5月から2012年2月に切除した浸潤性膵管癌231例(他病死および手術関連死亡例を除く)。【方法】術後1年未満の死亡を早期死亡と定義した。1年以上生存群 (n=177) と1年未満死亡群 (n=54) の2群に分けて、臨床病理学的因子を比較検討した。早期死亡に関わる因子の解析にはロジスティック回帰分析を用いた。【結果】231例のMSTは24か月で5年生存率は21.0%であった。単変量解析では、腫瘍径(<3.3cm vs. ≧3.3cm)、リンパ管侵襲 (ly0, 1 vs. ly2, 3)、静脈侵襲 (v0, 1 vs. v2, 3)において有意差を認めた。腫瘍径は早期死亡の独立した予測因子であった (OR 2.964、p=0.003)。Cox比例ハザードモデルにおいても、3.3cm以上の腫瘍は独立した予後不良因子であった (HR 1.824、p<0.001)。【結語】浸潤性膵管癌切除例において、腫瘍径は早期死亡の重要な予測因子であった。
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