演題

OP-156-2

当院における残膵癌切除10症例の検討

[演者] 中山 雄介:1
[著者] 高橋 進一郎:1, 加藤 祐一郎:1, 後藤田 直人:1, 小西 大:1
1:国立がん研究センター東病院肝胆膵外科

【目的】当院における膵癌根治切除術後の残膵癌に対する過去10切除症例の臨床病理学的特徴を検討した.【結果】初回手術時の組織型は浸潤性膵管癌 7例,IPMC 3例であった.IPMCでは全例に主膵管内進展を認めた.初回手術後から残膵再発までの中央値は浸潤性膵管癌で30ヶ月,IPMCで24ヶ月であった.残膵再発に対して,全例R0の残膵全摘が行われていた.残膵全摘術後,浸潤性膵管癌では7例中4例で再発し,無再発生存期間(RFS)の中央値は4ヶ月であり,IPMCでは3例中2例に再発が認められたものの,RFSは15ヶ月で全例生存中であった. 【考察】初回手術時の組織型がIPMCで,主膵管内進展があった場合には,残膵再発に注意が必要と考えられた.ただし残膵全摘後も良好な予後が見込まれるために,積極的な手術加療が望ましいと考えられた.浸潤性膵管癌に関しては,観察期間が短い症例を含むために,今後の症例の蓄積が必要と考えた
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