演題

OP-155-4

膵癌S-1術後補助化学療法の継続性に関するリスク因子の検討

[演者] 村川 正明:1
[著者] 青山 徹:1, 片山 雄介:1, 浅利 昌大:1, 山奥 公一郎:1, 金澤 周:1, 樋口 晃生:1, 山本 直人:2, 大島 貴:2, 湯川 寛夫:2, 塩澤 学:1, 吉川 貴己:1, 利野 靖:2, 赤池 信:1, 益田 宗孝:2, 森永 聡一郎:1
1:神奈川県立がんセンター消化器外科, 2:横浜市立大学外科治療学

【背景】 JASPAC01の結果,本邦における膵癌の術後補助化学療法はS-1療法が推奨治療となった.今回我々はS-1内服治療の継続性に関するリスク因子の検討を行った。【対象と方法】 2007年6月から2014年3月までに当院で膵癌の診断で膵切除を施行し,StageⅡ/Ⅲと診断された症例のうち,血清クレアチニン値が1.2以下であった40例を対象に検討を行った. 【結果】対象の年齢の中央値は68.0歳,男性が24例・女性が16例であった.年齢・性別・PS・術式・CCr値(Cut off値 60ml/min)・病期などを調整因子として単変量・多変量解析を行った.結果,CCr値が唯一S-1の継続性に影響する因子であった.6ヶ月間の治療継続率は,CCr値60mg/min以上のグループでは70.8%,CCr値60mg/min以下のグループでは25.0%であった.【結語】 膵切除後にS-1内服治療を施行する患者のうち,CCr60ml/min以下の症例では.治療開始直後からの有害事象に注意し、経過観察すべきと考えられた。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版