演題

OP-154-8

教室における膵癌術前放射線化学療法の現状

[演者] 本間 祐樹:1
[著者] 森 隆太郎:1, 松山 隆生:1, 中山 岳龍:1, 大田 洋平:1, 浅野 史雄:1, 澤田 雄:1, 熊本 宜文:1, 武田 和永:1, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学消化器・腫瘍外科

[目的] 教室ではBorderline resectable 膵癌に対し、術前にS-1+塩酸ゲムシタビン2クール後にS-1併用Radiation 30Gyを用いた術前放射線化学療法(NACRT)を施行している.今回NACRTでの成績を評価し問題点を検討する. [対象] 2009年4月から2014年3月までにNACRTを開始した102例を対象.[結果] 全102例中切除は71例(69%).切除例でのDose intensityはGEM 84.4%, TS-1 96%.副作用はGrade 3以上の血液毒性を29例(40%), 非血液毒性は5例(7%).効果判定はPR10例(14%), SD61例(86%)であった.術後平均在院日数は31日でありClavian dindo 3以上の合併症は6例(8%)に認めたが, 在院死亡はなく, 術後平均在院日数は31日. 64例(90%)に治癒切除(R0)が施行し, 全生存期間はMST 20ヵ月、2年生存率 46% , 3年生存率25% . [結語] TS-1+GEMを用いたNACRTは安全に施行可能で, 高い治癒切除率を得られることから予後改善に寄与すると考えられた.
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