演題

OP-154-1

当院におけるBorderline resectable以上の局所進行膵癌(Beyond the borderline resectable pancreatic cancer)に対するNeoadjuvant FOLFIRINOX療法の試み

[演者] 二宮 理貴:1
[著者] 佐藤 彰一:1, 小暮 亮太:1, 三井 哲弥:1, 駒込 昌彦:1, 牧 章:1, 小澤 文明:1, 別宮 好文:1
1:埼玉医科大学総合医療センター肝胆膵外科

我々はBorderline resectable以上の局所進行膵癌をBeyond the borderline resectable pancreatic cancer (以下BBRPC)と呼称、遠隔転移を伴わず、かつ①定型的腫瘍切除で切離しない主要動脈浸潤②半周以上の上腸間膜動脈神経叢浸潤、のいずれかを満たすものと定義し、これに対してNeoadjuvant FOLFIRINOX療法を施行している。レジメンは全例でフルオロウラシル急速静注を排除し、4コース終了の時点で画像評価を行った。7例のBBRPC患者にNeoadjuvant FOLFIRINOX療法を施行した。有害事象については好中球減少症grade 3以上が3例あり、7例全例で好中球減少による投与量減量があった。悪心・食欲不振は6例に認められたが、その他の有害事象による減量はなかった。4コース終了し得た6例のうち、画像評価結果はPR2例SD2例NC1例PD1例で、4例がBBRPCから脱却し根治切除を施行することができた。BBRPCに対するNeoadjuvant FOLFIRINOX療法は有効であると考えられる。
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