演題

OP-153-6

胆嚢癌肉腫の4例

[演者] 水野 智哉:1
[著者] 川崎 誠治:1, 石崎 陽一:1, 今村 宏:1, 吉本 次郎:1, 須郷 広之:1, 藤原 典子:1, 中山 昇:1, 大黒 聖二:1, 伊古田 正憲:1, 行田 悠:1
1:順天堂大学肝胆膵外科

胆嚢癌肉腫の報告は非常に稀である。今回我々は“いわゆる癌肉腫”の4症例を経験した。症例1 71歳女性。胆嚢癌・肝転移の診断で肝床部切除術・肝部分切除・動注ポート挿入術を施行。肉眼型は結節浸潤型で深達度ss、リンパ節転移陽性。症例2 70歳女性。胆嚢癌の診断で肝床部切除術を施行。肉眼型は結節膨張型で深達度はmp、リンパ節転移陰性。症例3 77歳女性。胆嚢癌の診断で肝S4・5切除術を施行。肉眼型は塊状型で深達度はse、リンパ節転移陽性。症例4 67歳女性。胆嚢癌の診断で肝拡大前区域切除術を施行。肉眼型は充満型で肝床側に存在する腫瘍でpHinf3、リンパ節転移陰性。症例1と症例3に対して術後化学療法を施行したが、いずれも多発肝・リンパ節再発を認め術後9カ月で死亡した。症例2と症例4は術後化学療法を施行しなかったが、それぞれ術後73カ月、24カ月無再発生存中である。死亡例はいずれもリンパ節転移陽性であり、予後との相関が示唆された。
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