演題

OP-153-3

胆嚢腫瘍術前診断におけるFDG-PETの有用性に関する検討

[演者] 久保田 勝:1
[著者] 奥村 雄一郎:1, 宮崎 進:1, 團野 克樹:1, 川田 純司:1, 松田 宙:1, 岩瀬 和裕:1, 田中 康博:1, 藤谷 和正:1
1:大阪府立急性期・総合医療センター消化器一般外科

FDG-PETは糖代謝が亢進している細胞に取り込まれることを利用し,癌を検出する画像診断のひとつである。臨床の場ではしばしば胆嚢癌と胆嚢腺筋腫症の鑑別に苦慮する症例を経験する。我々は胆嚢癌との鑑別の為に術前にFDG-PETを施行した胆嚢摘出症例23例に関し、術前の腫瘍マーカー・FDG-PETでのSUVmax及び術後の病理検査を検討した。 男12:女11、平均年齢69(40-84)、最終病理診断は胆嚢腺筋症は9例、胆嚢癌が7例、adenomaが5例、その他が2例であった。 胆嚢腺筋症のSUVmaxは早期相で平均5.06、遅延相は6.4であったのに対し、胆嚢癌では早期相3.22、遅延相 3.9で、やはり癌の方がSUVが高い傾向にあった。【結語】FDG-PETの一般的な二相性撮像は、胆嚢癌と胆嚢腺筋腫症の鑑別には有用であるものの鑑別困難な症例が存在する。胆嚢癌症例における遠隔転移の有無やリンパ節転移の評価には有用である。
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