演題

OP-153-2

MRI拡散強調画像のADC値を用いた胆嚢病変の鑑別診断

[演者] 吉岡 政人:1
[著者] 渡辺 剛:1, 打波 宇:1, 宮沢 秀彰:1, 飯田 正毅:1, 中川 康彦:1, 工藤 和大:1, 八木 史生:1, 熊谷 健太:1, 高橋 香奈:1, 大塚 直彦:1, 渡邊 翼:1, 山本 雄造:1
1:秋田大学消化器外科

[目的] 胆嚢病変の良悪性および炎症性疾患の鑑別にMRI拡散強調画像のADC値が有用かどうかについて検討した。[方法] 胆嚢癌22例、炎症性疾患11例、腺腫7例。(1) a. 癌vs 腺腫、b. 癌 vs 炎症、c. 腺腫 vs 炎症で有意差検定施行。(2) Cut-off値 (ROC解析)を設定し正診率を検討。(3) 鑑別診断のstrategyを検討。[結果] (1) 癌、炎症、腺腫のADC値は1.34, 1.95, 2.63 x 10-3mm2/secであった。全ての2群間で有意差を認めた (P < 0.05)。 (2) 2群間のCut-off値は2.22, 1.64, 2.25であり、正診率は93.1%, 84.8%, 88.9%であった。(3) 癌とそれ以外、腺腫とそれ以外のcut-off値は1.64, 2.25で正診率は87.5%, 90.0%であった。以上よりADC値が1.64 x 10-3mm2/secより低い場合は癌の可能性が高く、2.25 x 10-3mm2/secより高い場合は腺腫の可能性が高いことが示唆された。[結語] 胆嚢病変におけるADC値測定は良悪性および炎症性疾患の鑑別に有用と考えられた。
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