演題

OP-152-4

偶発胆嚢癌病理所見からみた追加切除の必要性

[演者] 伊東 浩次:1
[著者] 春木 茂男:1, 有田 カイダ:1, 松永 浩子:1, 松本 日洋:1, 滝口 典聡:1
1:土浦協同病院外科

2009年から8例の偶発胆嚢癌を認めた。これは胆摘症例の1.6%、胆嚢癌症例の18%であった。2例は胆嚢炎と診断された緊急手術例で、術中に胆嚢癌が疑われた。6例の待機手術例では、5例で術後の病理所見で胆嚢癌と判明し、1例は術中迅速病理診で癌と判明し追加切除を施行した。術後病理で癌と判明した5例中1例はm癌であり追加切除はせず。4例はss胆嚢癌でS4下S5切除ないし肝床切除、2群リンパ節郭清を追加した。4例中2例は追加切除標本で癌の遺残を認めなかったが、2例で小癌巣の遺残を肝床部に認め、リンパ節転移も認めた。またラパコレを施行した1例で切除標本の病理では胆嚢管断端の癌は陰性であったにもかかわらず、胆嚢管の追加切除で周囲に癌遺残を認めた。ラパコレ後の偶発胆嚢癌で術後ss胆嚢癌と判明した場合は胆嚢管断端が癌陰性であっても必ず遺残胆嚢管を切除すべきである。
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