演題

OP-152-3

当科でのcT1b/T2胆嚢癌に対する至適リンパ節郭清範囲の検討

[演者] 中島 正夫:1
[著者] 上野 富雄:1, 為佐 卓夫:1, 飯田 通久:1, 新藤 芳太郎:1, 坂本 和彦:1, 鈴木 伸明:1, 徳久 善弘:1, 徳光 幸生:1, 松井 洋人:1, 松隈 聰:1, 硲 彰一:1, 岡 正朗:1
1:山口大学消化器・腫瘍外科

目的:cT1b/T2胆嚢癌に対する至適リンパ節郭清範囲を検討する。対象と方法:当科の過去10年間のcT1b/T2胆嚢癌12例を対象とした。結果:深達度で術前と病理学的評価に相違があったのは1例(cT2→pT3)のみ。郭清程度は#12c:1例、D1:1例、D1+#12a/p:1例、D2−#8a/p:1例、D2−#8a#13a:1例、D2−#8p:4例、D2−#13a:1例、D2:3例で、肝外胆管切除を4例に行った。リンパ節転移はpT2の3例に認め#12bには全例転移していた。1例は#12bのみ、1例は#12bに加え#8aに、1例は#12cおよび#13aに転移を認めた。リンパ節転移再発は1例(#8p)であった。同症例のリンパ節郭清はD2−#8pであり、#12b、12cおよび#13aに転移を認め、術後4年半で原病死した。考察:cT1b/T2症例で#12bに転移を認めない場合、D1郭清が必要十分である可能性がある。D2郭清を必要とする症例は少ないと考えられるが、#8pに転移を来した症例を経験し、術中迅速で#12bに転移を認める場合はD2郭清を考慮したい。
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