演題

OP-152-1

pT1b胆囊癌に対する至適術式の検討:胆囊摘出術と根治切除との比較

[演者] 丸山 智宏:1
[著者] 坂田 純:1, 大橋 拓:1, 廣瀬 雄己:1, 相馬 大輝:1, 油座 築:1, 岡部 康之:1, 森本 悠太:1, 三浦 宏平:1, 佐藤 良平:1, 滝沢 一泰:1, 永橋 昌幸:1, 亀山 仁史:1, 小林 隆:1, 皆川 昌広:1, 小杉 伸一:1, 小山 諭:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科

【目的】pT1b胆囊癌に対する至適術式を明らかにする.【方法】外科切除されたpT1b胆囊癌43例を対象とした.胆囊摘出術(N=25)と根治切除(N=18)との間で臨床病理学的因子/術後成績を比較した.【結果】術前/術中に進行胆囊癌を除外できずに16例で根治切除が実施された.胆囊摘出術後に根治切除が追加されたのは2例で,残りの25例は根治切除が追加されなかった.すべての検索リンパ節に転移を認めず,切離断端は全例で組織学的陰性であった.原病死は遠隔転移再発による2例(肝/肺転移,各々1例)で,いずれも根治切除例であった.胆囊摘出術例および根治切除例の5年全生存率は各々86%,82%で,術式間で成績に明らかな差を認めなかった(P=0.956).【結論】pT1b胆囊癌のほとんどが局所進展に留まる.胆囊摘出術後に病理診断されたpT1b胆囊癌に対しては,切離断端が陰性であれば追加切除の必要はない.
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