演題

OP-151-7

肝外胆管癌に対する根治切除時における胆管断端の予後因子としての意義

[演者] 山添 定明:1
[著者] 天野 良亮:1, 木村 健二郎:1, 大平 豪:1, 西尾 康平:1, 三浦 光太郎:1, 渋谷 雅常:1, 櫻井 克宣:1, 永原 央:1, 豊川 貴弘:1, 久保 尚士:1, 田中 浩明:1, 六車 一哉:1, 大谷 博:1, 前田 清:1, 大平 雅一:1, 平川 弘聖:1
1:大阪市立大学腫瘍外科

(目的)当科での肝外胆管癌切除症例における胆管断端が予後に及ぼす影響を検討した。(対象と方法)肝2区域切除以上または膵頭十二指腸切除を施行された52例を対照とし、臨床病理学的因子からretrospectiveに予後因子を検討した。(結果)単変量解析ではTNM StageⅢ以上、リンパ節転移陽性、癌遺残陽性、肉眼的剥離面陽性、胆管断端陽性、門脈浸潤陽性、術前SPan-1高値、リンパ管侵襲陽性、神経周囲浸潤陽性が予後不良因子であり、多変量解析では肉眼的剥離面陽性と門脈浸潤陽性が独立予後不良因子であった。また、肉眼的剥離面陽性症例を除いた検討では胆管断端陽性症例は陰性症例に比べて予後不良な傾向が見られた。(結論)術中に判断しうる因子としては、肉眼的剥離面陽性の症例は胆管断端陰性化にこだわる意義は乏しいと考えられたが、肉眼的剥離面陰性の症例に対しては胆管断端陰性化を目指すことで、長期生存を得られる可能性がある。
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