演題

OP-151-6

肝内胆管癌における上皮−間葉移行の臨床的意義

[演者] 森本 悠太:1
[著者] 油座 築:1, 相馬 大輝:1, 岡部 康之:1, 廣瀬 雄己:1, 佐藤 良平:1, 三浦 宏平:1, 滝沢 一泰:1, 永橋 昌幸:1, 坂田 純:1, 亀山 仁史:1, 小林 隆:1, 皆川 昌広:1, 小杉 伸一:1, 小山 論:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科

【目的】肝内胆管癌(ICC)における上皮−間葉移行を検討し臨床的意義を解明する.【方法】ICCに対して根治術を施行した43例を対象とした.上皮マーカーはCK7,間葉系マーカーはvimentin(VIM)を評価しVIM発現と術後遠隔成績との関連を検討した.【結果】VIM発現を11例に認めた.高分化型腺癌ではVIM発現を認めなかったが,低中分化型腺癌では33例中11例(33%)と有意にVIM発現頻度が高く,組織分化度のみがVIM発現に有意に関連した.(P=0.043).生存解析:単変量解析では腫瘍因子(P=0.038), リンパ節転移(P =0.002),遠隔転移(P=0.001),腫瘍径(P=0.022),遺残腫瘍(P=0.014),VIM発現(P=0.016)が有意な予後因子であった.5年累積生存率はVIM発現陰性群33..4%,VIM発現陽性群12.5%とVIM発現陽性群の遠隔成績は有意に不良であった(P=0.016).【結論】肝内胆管癌では,上皮−間葉移行(VIM発現)は腫瘍の脱分化と関連し,予後不良因子である.
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