演題

OP-151-4

胆管内乳頭状腫瘍 (IPNB) の臨床病理学的特徴についての検討

[演者] 原田 郁:1
[著者] 松山 隆生:1, 森 隆太郎:1, 熊本 宜文:1, 武田 和永:1, 大田 洋平:1, 本間 祐樹:1, 秋山 浩利:1, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学消化器・腫瘍外科

【目的】当科で経験した胆管内乳頭状腫瘍 (IPNB) の特徴を明らかにする.【対象・方法】1993年3月-2014年3月の17症例を対象とし後方視的に検討.【結果】発生部位:肝内胆管9例,肝外胆管8例.良性1例,carcinoma in situ(CIS) 5例,浸潤癌11例.リンパ節転移は全例陰性. 切除術式:肝切除15例,肝門部胆管切除2例.7例で肝外胆管を温存.10年生存率は75.4%と通常型胆管癌の32%と比較し良好であった.粘液非産生群8例(良性1例,CIS1例,浸潤癌5例)では4例で再発し2例が死亡.粘液産生群9例(良性1例,CIS4例,浸潤癌4例)では1例が再発死亡した. 免疫組織学的検討を行った12例(腸型3例,胃型3例,膵胆道型5例,膨大細胞型1例)ではMUC1:3例,MUC5AC:6例で発現.膵胆道型でMUC5ACの発現が多い傾向であった.【結語】粘液非産生例は浸潤癌を含む場合が多く通常型胆管癌に準じた手術が望ましい.粘液産生例は低悪性度の可能性があり低侵襲な術式の検討も可能と考えられた.
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