演題

OP-151-2

肝門部胆管癌外科切除における胆管断端癌陽性症例の検討と追加切除の意義

[演者] 千田 貴志:1
[著者] 久保木 知:1, 清水 宏明:1, 大塚 将之:1, 加藤 厚:1, 吉富 秀幸:1, 古川 勝規:1, 高屋敷 吏:1, 高野 重紹:1, 岡村 大樹:1, 鈴木 大亮:1, 酒井 望:1, 賀川 真吾:1, 宮崎 勝:1
1:千葉大学臓器制御外科

(対象)2000年から2013年までに当科にて外科切除を施行した肝門部領域胆管癌201例について検討した。初回迅速診断での肝側胆管断端陽性症例は54例であり、上皮内癌(CIS)陽性は28例、上皮外癌(浸潤癌)陽性は26例であった。CIS陽性例のうち追加切除で断端陰性となった症例は5例であり、その予後はCIS陽性のままであった23例と比較し有意差を認めなかった。浸潤癌陽性例のうち追加切除で断端陰性が得られた症例は5例、CIS陽性が3例、浸潤癌陽性のままが10例であったが、この3群間において予後に有意差を認めなかった。しかし最終病理診断での肝側胆管断端における浸潤癌陽性例は陰性例と比較して予後不良であった。またEW陽性例は陰性例と比較し有意に予後不良であった。 (結論)術中胆管断端の癌違残がCIS、浸潤癌かを鑑別することは重要であり、またEW陰性が得られる可能性の高い症例においては、胆管断端陰性を目指して追加切除を行う意義はあると考える。
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