演題

OP-151-1

肝内結石症に合併する肝内胆管癌の危険因子に関する検討

[演者] 小暮 正晴:1
[著者] 鈴木 裕:1, 森 俊幸:1, 横山 政明:1, 中里 徹矢:1, 杉山 政則:1
1:杏林大学外科

〔目的〕肝内結石症において肝内胆管癌の合併は治療成績や予後を不良にする重要な因子である。肝内結石症例に合併する肝内胆管癌の危険因子を抽出し、肝内結石症の取扱い を検討することを目的とする。〔方法〕対象は 2006 年の全国調査の登録症例 336 例のうち必要 項目すべてに回答を得た 325 例。胆管癌の合併例(23 例)と非合併例(302 例)に分け,胆管 癌合併の危険因子を抽出した。〔結果〕多変量解析で胆道再建の既往例と肝萎縮例が胆管癌の危 険因子として抽出された。また、肝萎縮を認める胆管癌合併例を検討すると 87.5% に萎縮肝と 胆管癌発生部位が一致した。また、胆管再建法(胆管十二指腸吻合 vs 胆管空腸吻合,端側吻合 vs 側側吻合)と肝内胆管癌合併とは相関しなかった。〔結論〕萎縮肝は可能な限り切除すべきで あると思われた。胆道再建は将来胆管癌発生のリスクとなるため、胆管癌合併という観点からは推奨されないと思われた。
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