演題

OP-150-5

腹腔鏡下脾臓摘出症例の検討

[演者] 南 裕太:1
[著者] 牧野 洋知:1, 大田 貢由:1, 円谷 彰:1, 國崎 主税:1, 本間 祐樹:2, 熊本 宜文:2, 森 隆太郎:2, 松山 隆生:2, 武田 和永:2, 秋山 浩利:2, 遠藤 格:2
1:横浜市立大学市民総合医療センター消化器病センター, 2:横浜市立大学消化器・肝移植外科

【目的】当院における腹腔鏡下脾臓摘出(LS)症例を検討し、治療成績を開腹脾臓摘出(OS)症例と比較検討した。【対象と方法】2014年8月までに当院で脾臓摘出術を施行した患者32例を対象とし、LS15例とOS17例の2群間で臨床学的因子について検討した。【結果】巨脾を認めた脾機能亢進症の1症例で出血のため開腹移行した。術後合併症は全例認めなかった。平均手術時間はLS群169.4分、OS群160.4分、平均出血量はLS群559.9ml、OS群436.0mlで差は認めなかったが(p=0.590、p=0.795)、開腹移行した1例を除いたLS群の平均出血量は73.2mlであり、有意にOS群より低値であった(p=0.012)。摘出脾臓重量は両群間で差は認めなかった。術後平均在院日数はLS群4.7日、OS群8.5日と有意にLS群で短かった(p=0.002)。【結語】巨脾を除く脾臓に対する腹腔鏡下脾臓摘出術は、開腹術に比べて低侵襲かつ安全に施行でき、有用な術式と考えられた。
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