演題

OP-150-3

ITP患者に対する腹腔鏡下脾臓摘出術の長期成績の予測因子

[演者] 鈴木 茂正:1
[著者] 細内 康男:1, 内田 康幸:1, 吉田 知典:1, 矢内 充洋:1, 中里 健二:1, 藍原 龍介:1, 西田 保二:1, 桑野 博行:2
1:群馬県済生会前橋病院外科, 2:群馬大学病態総合外科

【背景】特発性血小板減少性紫斑病(以下ITP)患者において、薬物療法が不要となる可能性のある脾摘は唯一の根治療法であるが、脾摘が無効なITP患者もしばしば経験する。【目的】ITP患者における脾摘の長期成績が予測可能かを検討する。【対象と方法】当科にて1998年~2013年までにITP患者に対し腹腔鏡下脾臓摘出術(以下LS)を行った28例を対象とした。治療後の血小板数10万以上を反応良好群、10万未満を反応不良群として2群に分け、術前状態と周術期及び最終外来までの血小板の推移を調べた。【結果】反応良好群23例、反応不良群5例であった。年齢、術前状態(発症時の血小板数、発症からの期間,ステロイド及びγ-グロブリン投与後の反応)において両郡間で差は認めなかった。反応良好群は術後第3及び第7病日の血小板数の上昇が有意に良好であった。【結論】ITP患者に対するLSでは術後第3及び第7病日の血小板数の上昇が良好な場合、長期寛解が期待できる。
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