演題

OP-149-8

pNETにおける原発腫瘍径の大きさによる悪性度の検討

[演者] 大畠 慶映:1
[著者] 工藤 篤:1, 勝田 絵里子:1, 千代延 記道:1, 水野 裕貴:1, 上田 浩樹:1, 佐藤 拓:1, 大庭 篤志:1, 赤星 径一:1, 中尾 圭介:1, 古山 貴基:1, 伊藤 浩光:1, 松村 聡:1, 藍原 有弘:1, 伴 大輔:1, 入江 工:1, 落合 高徳:1, 田中 真二:1, 田邉 稔:1
1:東京医科歯科大学肝胆膵・総合外科

【背景と目的】pNETにおいて、すべての2cm以下のpNETを疑う腫瘍に対して核出術を行い、リンパ節郭清を省略している施設や、1cm以下の腫瘤を経過観察する施設もある。本研究は原発腫瘍径の中央値で分けたpNETの悪性度について検討する。【方法】2001年4月〜2014年7月までの14 年間に当科を受診したpNET94例中、原発巣切除を行った63例について、腫瘍径の中央値(15mm)の大小で群分けし潜在的悪性度の検討を行った。【結果】15mm以下の31例と15mm超の32例では、全生存期間、無再発生存期間ともに有意差を認めなかった。腫瘍径15mm以下の群における同時性リンパ節転移は3例(10%)に認めた。再発は5例(16%)で、死亡数は3例(10%)であった。腫瘍径15mm超の群では、同時性リンパ節転移は7例(18%)に認めた。再発は12例(38%)で、死亡数は3例(9%)であった。【結語】当科の検討では腫瘍径は予後因子にならず、腫瘍径に関わらずリンパ節郭清を行う必要があると考えられる。
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