演題

OP-149-6

膵神経内分泌腫瘍におけるリンパ節転移の意義

[演者] 高城 克暢:1
[著者] 橋本 大輔:1, 武山 秀晶:1, 井上 梨沙:1, 有馬 浩太:1, 甲斐田 剛圭:1, 東 孝暁:1, 坂本 慶太:1, 坂田 和也:1, 岡部 弘尚:1, 新田 英利:1, 林 洋光:1, 近本 亮:1, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科

【背景及び目的】膵神経内分泌腫瘍のリンパ節郭清については未だ議論がなされている。膵神経内分泌腫瘍に対するリンパ節転移の意義を明らかにすることを目的とした。【対象及び方法】2001年4月から2014年5月までに膵神経内分泌腫瘍に対して切除を行った58例を対象とした。【結果】5年全生存率はリンパ節転移例で87.5%、リンパ節転移陰性例で92.3%であった (P = 0.70)。しかし、5年無病生存率はリンパ節転移例で44.4%、リンパ節転移陰性例で85.6%であった (P=0.018)。単変量解析で非機能性腫瘍、高いWHO分類2010は全生存率の予後不良因子であった。また男性、2cm以上の腫瘍径、領域リンパ節転移、高いWHO分類2010が無病生存率の予後不良因子であった。多変量解析では高度のWHO分類2010のみが全生存率 (P = 0.011)、無病生存率 (P = 0.024) とも独立危険因子であった。【まとめ】リンパ節転移は予後予測因子とならず、予防的リンパ節郭清は必要ないと思われた。
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