演題

OP-149-2

ホルモン産生からみた膵神経内分泌腫瘍(PNET)の転移能に関する検討

[演者] 木村 英世:1
[著者] 大塚 隆生:1, 伊達 健治朗:1, 藤本 崇聡:1, 松永 壮人:1, 田村 公二:1, 宮坂 義浩:1, 山田 大輔:1, 高畑 俊一:1, 田中 雅夫:1
1:九州大学臨床・腫瘍外科

[目的]PNETのホルモン別の転移能について検討した。[方法]リンパ節転移を有する20例を対象に、7例では同時切除した肝転移巣も解析した。[結果]原発巣と転移巣の発現一致率は50%(10/20)。原発巣での発現陽性例はガストリン8例、インスリン3例、グルカゴン3例、ソマトスタチン10例(多ホルモン分泌例6例)。非機能性12例中9例でホルモン発現陽性であった。転移リンパ節ではガストリン発現8例(原発巣との一致率100%)、インスリン1例(同33%)、グルカゴン1例(同33%)、ソマトスタチン2例(同20%)。肝転移例の原発巣発現ホルモンはガストリン4例、インスリン1例、グルカゴン1例、ソマトスタチン3例(多ホルモン分泌例2例)で、肝転移巣では2例にガストリン発現を認めるのみであった。逆に原発巣が発現陰性、転移巣で発現陽性であったものが3例(ソマトスタチン2例、ガストリン1例)。[考察]ガストリノーマ以外では原発巣と転移巣のホルモン発現様式が異なる場合が多い。
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