演題

SY-7-4

肝門部胆管癌に対する血行再建術を伴う左右3区域切除術の手技と治療成績

[演者] 松山 隆生:1
[著者] 森 隆太郎:1, 熊本 宜文:1, 武田 和永:1, 大田 洋平:1, 本間 祐樹:1, 前川 二郎:2, 遠藤 格:1
1:横浜市立大学消化器・腫瘍外科, 2:横浜市立大学 形成外科

【目的】血行再建術を伴う左右3区域切除術をビデオで供覧し手術成績を報告する.【対象・方法】対象は1992年4月から2013年12月までの切除肝門部胆管癌167例のうち血行再建を伴う左右3区域切除を施行した19例(Tri-VR群)と血行再建を伴う左右葉切除術を施行した62例(Hemi-VR群).【結果】R0率はTri-VR群:78.9%,Hemi-VR群:80.6%で同等,hw+はTri-VR群:0%であったが,ew+はTri-VR群: 15.7%,Hemi-VR群:9.6%とTri-VR群で高率.合併症発生率と在院死亡率はTri-VR群:57.8%,5.2%(1/19),Hemi-VR群:50.0%,6.4%(4/62)と同等.5年生存率はTri-VR群:20.7%,Hemi-VR群:40.9%でTri-VR群で不良. Tri-VR群でNACあり群(9例)となし群(11例)で比較するとNACあり群では剥離断端陽性は1例のみであった。【結語】血行再建を伴う左右3区域切除術は比較的安全に施行され,胆管断端の確保に有用.しかし,剥離断端の確保が課題である.NAC施行が剥離断端陰性化に寄与するものと考えている。
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