演題

OP-148-8

膵管内乳頭粘液性腫瘍(膵IPMN)の自然史:Surveillanceにおけるmalignant potential

[演者] 橋本 泰司:1
[著者] 村上 義昭:1, 上村 健一郎:1, 近藤 成:1, 中川 直哉:1, 佐々木 勇人:1, 迫田 拓弥:1, 大毛 宏喜:1, 末田 泰二郎:1
1:広島大学応用生命科学部門外科

はじめに:膵IPMNのsurveillance中のmalignant potentialについては不明な点が多い。目的:診断時切除したSurgery first群とsurveillance後手術をしたSurveillance群を比較。方法:対象は、膵IPMN 159例(1990~2014年)。high-grade dysplasiaとinvasiveを併せ悪性とした。結果:全159例中、Surgery first群は131例、Surveillance群は28例。膵癌合併例(18例)を除いた141切除例中、Surgery first群117例、内invasive 35例(31%)、Surveillance群は26例で内invasive 2例(8%)。初回診断時に手術適応外であったSurveillance群22例に関し経時的に悪性例は増加(4年で7%, 10年で10%)したがinvasiveは1例(122ヶ月目)を除き認めなかった。結語:診断時手術を施行した症例の31%、Surveillance症例の8%にinvasive病変を認めた。悪性リスクのない病変は10年以上の経過を経て浸潤癌へ進展するため、悪性化のリスクを考慮すれば安全にsurveillanceが可能と考える。
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