演題

OP-148-6

新IPMN診療ガイドラインの有用性を検証する

[演者] 千代延 記道:1
[著者] 伊藤 浩光:1, 劉 博:1, 水野 裕貴:1, 大庭 篤志:1, 佐藤 拓:1, 大畠 慶映:1, 上田 浩樹:1, 赤星 径一:1, 中尾 圭介:1, 古山 貴基:1, 勝田 絵里子:1, 松村 聡:1, 藍原 有弘:1, 伴 大輔:1, 落合 高徳:1, 入江 工:1, 工藤 篤:1, 田中 真二:1, 田邉 稔:1
1:東京医科歯科大学肝胆膵・総合外科

[背景と目的]新ガイドライン導入後も手術適応に苦慮する症例は多い。我々は、改訂後の切除症例と経過観察症例を検討し、その有用性を検証した。[方法]2006年4月から2014年6月までのIPMN切除症例62例のうち2013年4月以降に切除した10例を「改訂後切除症例群」とし臨床病理学的因子を検討した。同時期にIPMNと診断し経過観察した36例を「経過観察症例群」とした。 [結果]「改訂後切除症例群」は5例(50%)が悪性で、うち2例はworrisome futuresで主膵管径の増大と細胞診が切除の決め手となった。「経過観察症例群」において原病死した症例は認めなかった。2013年3月までの切除症例52例中、悪性は22例(42%)だった。[結論]切除された悪性症例の割合は上昇しており新ガイドラインは適切と考えられる。以前より厳しく切除症例を選択していることが示唆される一方で、worrisome futuresに入っていない悪性因子の存在も疑われ、手術適応を慎重に考える必要がある。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版