演題

OP-148-3

膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)悪性予測因子の検討

[演者] 伊達 健治朗:1
[著者] 大塚 隆生:1, 藤本 崇聡:1, 木村 英世:1, 松永 壮人:1, 渡邉 雄介:1, 田村 公二:1, 宮坂 義浩:1, 山田 大輔:1, 高畑 俊一:1, 田中 雅夫:1
1:九州大学臨床・腫瘍外科

【目的】IPMNの悪性予測因子を検討する。【対象と方法】2006年1月から2014年3月までのIPMN切除例(併存膵癌は除く)計120例を対象とした。high-grade dysplasiaおよびinvasive carcinomaを悪性とし、臨床的背景と対比した。【結果】主膵管型IPMNでは38例中23例(61%)、分枝型IPMNでは82例中32例(39%)が悪性であった。High-risk stigmata(HRS)をもつ分枝型IPMNでは22例中18例(82%)が悪性であった一方、worrisome features(WF)をもつ分枝型IPMNでは52例中14例(27%)が悪性であり悪性頻度は低かった。WFのみの分枝型IPMNで膵液細胞診陽性が単変量解析および多変量解析で悪性予測因子として抽出され、膵液細胞診の結果を加味した悪性予測の感度は67%、特異度94%、正診率87%であった。【結論】主膵管型IPMNおよびHRSを示す分枝型IPMNは悪性頻度が高く手術適応である。また、WFのみを示す分枝型IPMNでは膵液細胞診の結果が手術適応の基準として有用である。
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