演題

OP-147-6

進行胸腺腫に対する治療法の検討

[演者] 矢島 俊樹:1
[著者] 東 陽子:1, 飯島 岬:1, 小野里 良一:1, 八巻 英:1, 高坂 貴行:1, 吉田 武史:1, 田中 司玄文:1, 茂木 晃:1, 桑野 博行:1
1:群馬大学病態総合外科

【背景】進行胸腺腫は、再発を来しやすく治療に難渋する。【方法】1990年~2014年までに手術をした胸腺腫110例でⅢ、Ⅳ期を対象とし、その臨床的背景、治療法、再発予後について検討した。【結果】進行胸腺腫は13例(11.7%)で、Ⅲ/Ⅳa/Ⅳbは、5/7/1、WHO分類はB2以上が76.9%だった。腫瘍径は平均65mm、MGは約半数で合併した。手術は、合併切除(肺/心膜/大血管:6/5/3)が多く、5例が播種巣摘出を行った。術後局所照射は5例(38.5%)で行った。再発は、9例(69.2%)で、胸腔内8例と肺転移1例だった。再発例は、非再発例と比較し、腫瘍径が大きく、全例B2以上だった。術後照射は再発例で多く再発を抑えられていなかった。再発治療は、手術、照射、化学療法、ラジオ波焼灼を症例に応じて併用した集学的治療を行い、全例生存中(平均生存期間4.91年:4.0-13.3年)である。【考察】進行胸腺腫は約70%で再発するが、集学的治療で良好な予後が期待できる。
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