演題

SY-7-3

肝門部胆管癌左葉系切除におけるTransparenchymal glissonean approach(TGA) による手術限界

[演者] 蒲池 浩文:1
[著者] 敦賀 陽介:1, 若山 顕治:1, 折茂 達也:1, 柿坂 達彦:1, 後藤 了一:1, 山下 健一郎:1, 神山 俊哉:1, 武冨 紹信:1
1:北海道大学消化器外科I

肝門部胆管癌左葉系切除はRouviere溝の展開の可否が手術適応を決定する。我々は実質切離を先行しグリソンを露出し脈管を分離する術式 Transparenchymal glissonean approach (TGA)を用いている、【対象・検討項目】肝門部胆管癌左葉系切除30例においてTGA施行の有無での検討を行った。【結果】男女比14:16、平均年 齢67.3才、Bismuth分類Type II (n=4), IIIa (n=1), IIIb (n=13), IV (n=12)であった。左葉切除21例、左3区域切除7例、中央2区域切除2例でTGAは9例に施行した。血管合併切除は12例(40%)に施行し、動脈合併切除は10例(33.3%)で、うち動門脈合併切除は6例(20%)であった。剥離動脈狭小化に伴う肝膿瘍をTGA症例に認めた。R0手術はTGA-群 52.4%、TAG+群33.3%であった。左3区域切除を施行したTGA症例ではP7/P6門脈分岐が露出し、手術限界のメルクマールの一つと考えられ た。【結語】TGAは手術対象を広げる可能性がある。
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