演題

OP-147-1

当科における胸腺腫に対する胸腔鏡下胸腺摘出術の検討

[演者] 羽田 裕司:1
[著者] 森山 悟:1, 奥田 勝裕:1, 立松 勉:1, 鈴木 あゆみ:1, 矢野 智紀:1
1:名古屋市立大学腫瘍・免疫外科

【背景】内視鏡手術の進歩により胸骨正中切開が基本であった胸腺腫に対しても胸腔鏡下手術が行われるようになった。当科での胸腺腫に対する胸腔鏡下摘出術の成績について検討。【対象と方法】2005年からの9年間の胸腺腫に対する胸腔鏡下胸腺摘出術施行18例が対象。手術時間、術後合併症等について検討。【結果】男:女=11:7、25-87歳(平均64.6歳)。重症筋無力症(MG)合併1例。アプローチは片側16例、両側2例(MG例に頚部切開追加)。手術時間59-425分(平均144分)、出血量0-250g(平均41g)。術中合併症なく、術後MG例が呼吸不全、他4例に横隔神経麻痺を合併。術後在院日数はMG例(32日)除き、4-14日(平均6日)。腫瘍径1.1-7cm(平均3.5cm)、正岡分類I/II/III=10/6/2例。平均観察期間46か月、再発1例(局所、術後5.5年)。【考察】胸腺腫に対する胸腔鏡下胸腺摘出術は低侵襲で重篤な合併症なく有用な術式だが、胸腺全摘を行わない場合は十分なmarginを確保する工夫が必要。
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