演題

OP-146-7

末梢型肺腺癌における胸膜浸潤の病理学的検討

[演者] 片岡 瑛子:1
[著者] 堀本 かんな:1, 白鳥 琢也:1, 林 一喜:1, 五十嵐 知之:1, 大塩 恭彦:1, 橋本 雅之:1, 花岡 淳:1, 寺本 晃治:2, 澤井 聡:3
1:滋賀医科大学呼吸器外科, 2:滋賀医科大学臨床腫瘍学, 3:京都医療センター呼吸器外科

【背景】胸膜浸潤は予後不良因子であることが知られている.今回末梢型肺腺癌における組織亜型と胸膜浸潤の関係性について検討し報告する.【対象と方法】2007年1月から2013年12月までに当科で切除されたStage IA~IIIAの末梢型肺腺癌128例を対象とし,優勢な組織亜型で分類し胸膜浸潤の有無を検討した.【結果】症例は男性68例,女性60例,平均年齢は69.1歳,平均腫瘍径は34mmであり,組織亜型は Lepidic: 15例,Papillary: 40例,Acinar : 52例,Solid: 13例, Invasive mucinous adenocarcinoma (IMA): 8例であった.128例中pl0: 71例,pl1: 47例,pl2: 10例で,胸膜浸潤が認められたのはLepidic: 3例(20%), Papillary: 13例(32.5%), Acinar: 32例(61.5%),Solid: 9例(69.2%),IMA: 0例であり, Lep・Pap・IMAに比較してAcinar・Solidで有意に多くみられた(p<0.01).【結論】末梢性肺腺癌の組織亜型は胸膜浸潤の独立した因子と考えられた.
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