演題

OP-146-5

画像的分類による小型肺扁平上皮癌の臨床病理学的特徴

[演者] 富沢 健二:1
[著者] 水内 寛:1, 小林 祥久:1, 佐藤 克明:1, 下冶 正樹:1, 須田 健一:1, 武本 智樹:1, 岩崎 拓也:1, 坂口 全宏:1, 光冨 徹哉:1
1:近畿大学外科

<背景・目的>小型肺扁平上皮癌の臨床病理学的特徴についての報告は少ないため、発生部位から3群に分類し臨床病理学的特徴を比較した。<方法>2007年1月から2012年12月、3cm以下の扁平上皮癌58手術例を対象とし、区域気管支より中枢結節をA群14例、末梢結節を肺野型(B群:28例)と胸膜直下型(C群:16例)に分類した。<結果>A/B/C群の平均年齢、性別、喫煙指数、腫瘍径、術式、術後補助化学療法、リンパ節転移、胸膜浸潤に有意差を認めなかった。A, B, C群の3年/5年無再発生存期間は100/85.7%, 83.7/65.1%, 39.8/29.8%であり、C群はA, B群と比較して有意に予後不良であった(C vs A; p=0.007, C vs B; p=0.005)。無再発生存期間に対する多変量解析でC群のみが独立した予後不良因子であった(p=0.0034)。<結語>末梢発生の胸膜直下型扁平上皮癌は予後不良であり、厳重な経過観察が必要である。
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