演題

OP-145-7

原発性肺癌に対する区域切除術後再発例の検討

[演者] 松浦 奈都美:1
[著者] 池田 敏裕:1, 伊藤 公一:1, 喜田 裕介:1, 藤原 敦史:1, 徳永 義昌:1, 笠井 由隆:1, 中野 淳:1, 奥田 昌也:1, 後藤 正司:1, 呉 哲彦:1, 横見瀬 裕保:1
1:香川大学呼吸器・乳腺内分泌外科

2004年から2013年に当科で区域切除術を施行した原発性肺癌103例が対象。男:女=59:44、平均70.0歳(21歳~87歳)。縮小理由は同時異時多発(41例)、低肺機能(22例)、積極的縮小手術(20例)、全身合併症(10例)、高齢(5例)。再発は19例に認め、再発形式は断端6例、リンパ節5例、遠隔10例だった。病理病期別にみると、ⅠA期:7/82例、ⅠB期:7/14例、ⅡA期:2/3例、ⅡB期:1/2例、ⅢA期:2/2例だった。腫瘍径別(mm)にみると、0-10:1/34例、11-20:6/34例、21-30:5/23例、31-40:3/5例、41以上:4/7例だった。腫瘍径20mm以下の再発7症例のCT所見はpure solid5例、solid>50%2例であり、4例は局所再発だった。全体の5年生存率は72.1%だった。当科では消極的縮小手術が多く、再発例も多く認めた。20mm以下でも充実結節部分が多い症例には再発を認めており、葉切除を施行することで防ぐことができた可能性がある。術前CT所見等で適応症例を厳選する必要があると考えられた。
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