演題

OP-145-6

切除不能局所進行非小細胞肺癌に対するConversion手術の可能性

[演者] 最相 晋輔:1
[著者] 前田 愛:1, 湯川 拓郎:1, 沖田 理貴:1, 清水 克彦:1, 中田 昌男:1
1:川崎医科大学呼吸器外科

背景と目的:切除不能局所進行NSCLCに化学放射線療法を行い,治療が奏効して切除可能な状態になることはまれではない。このような状況での手術は,①治療完遂後の腫瘍残存または再燃に対するsalvage手術,②治療方針を変更して根治切除を試みる(conversion),が考えられる.対象:2005/1~2014/3に切除不能cIII NSCLCで治療奏効後に手術を施行した8例(infiltrative cN2 5例,cT4 3例)。結果:男性7例,女性1例,年齢54~72歳で,術式は肺全摘1例,二肺葉切除1例,肺葉切除6例(肺動脈形成1例),R0切除7例・R1切除1例で,術後合併症を3例に認めたが手術関連死亡はなかった。平均観察期間 24.4ヶ月で,8例中6例に再発(5例は術後1年以内)を認めたが,1例は術後7年無再発生存中である。考察:切除不能局所進行例に対する手術は術後早期再発が多く,積極的に行うべき治療ではないが,極めて限られた症例においては治療選択肢の一つとしての可能性がある。
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