演題

OP-145-5

解剖学的肺切除後の再手術におけるknack and pitfalls

[演者] 河谷 菜津子:1
[著者] 井貝 仁:1, 上吉原 光宏:1, 伊部 崇史:1, 清水 公裕:2
1:前橋赤十字病院呼吸器外科, 2:群馬大学臓器病態外科

【はじめに】同側肺再手術は前回手術による癒着と当該手術内容を理解し,適切な手術手順を決定することが重要.解剖学的肺切除後同側肺再手術を施行した4例を検討した.【症例】1.VATS右上葉切除後のVATS残存右中葉切除術.中葉肺静脈を心嚢外処理し,中葉肺動脈・気管支を自動縫合機で一括処理(en masse lobectomy,Kamiyoshihara,GTCS,2013).2.VATS左S1+2区域切除後の残存左上葉切除術.上肺静脈を心嚢外処理.左主肺動脈を心嚢内クランプし,A1+2切除断端-残存上葉間の癒着を鋭的に切離後,肺動脈壁を修復縫合.3.VATS右S9+10区域切除後のVATS残存右上葉切除術.4.VATS右下葉切除後のVATS残存右上葉切除術.共に癒着の弱い肺門部から剥離を進め(SPV→A1+3→A2もしくは上葉気管支と処理),最後に葉間を作成.【考察】再手術では個々の症例に合わせて,en masse lobectomy,心嚢内主肺動脈テーピング,anterior fissureless techniqueを用いることで安全に手術を遂行できた.
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