演題

OP-145-2

肺尖部浸潤癌(SST)等に対するtransmanubrial approach(TMA)を組み合わせた手術についての検討

[演者] 村西 佑介:1
[著者] 山田 徹:1, 佐藤 雅昭:1, 毛受 暁史:1, 青山 晃博:1, 佐藤 寿彦:1, 陳 豊史:1, 園部 誠:1, 大政 貢:1, 伊達 洋至:1
1:京都大学呼吸器外科

(はじめに)transmanubrial approach(TMA)は肺尖部浸潤癌(SST)等に対し,良好な視野を得るアプローチ法である.当院でのTMA施行症例について検討した.(方法)2009年から2014年までにTMAを施行した症例9例を対象とした.(結果)1例はTMAのみで手術をおこなったが8例は肺切除+隣接臓器の剥離ないし合併切除のため胸腔アプローチもおこなった.胸腔鏡手術は4例,前方腋窩開胸は1例,後側方開胸は3例であった.いずれの症例もTMAにて良好な視野での安全な剥離,血管処理,再建が行えた.TMAによる大きな合併症は認めなかった.(まとめ)腫瘍が後方に位置し血管浸潤を疑う場合は後側方アプローチにTMAを加えることでより良好な視野で安全に手術できた.また腫瘍が前方,肺尖部に位置する場合はTMAに胸腔鏡か前方腋窩開胸を加えることで,肺門処理のために胸骨正中切開を追加する必要がなく低侵襲であると考えられた.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版