演題

緩和医療における外科治療の考え方

[演者] 羽井佐 実:1
[著者] 石田 尚正:1, 平林 葉子:1, 高岡 宗徳:1, 林 次郎:1, 深澤 拓也:1, 繁光 薫:1, 吉田 和弘:1, 浦上 淳:1, 山辻 知樹:1, 中島 一毅:1, 森田 一郎:1, 猶本 良夫:1
1:川崎医科大学総合外科

【目的および方法】終末期における外科的治療の適応を検討する目的で2011年4月~2014年7月に外科的治療(ステントを含む)を行った悪性消化管・気道狭窄症例について検討した。大腸癌単独や胃十二指腸の閉塞は除外。【結果】対象期間にオクトレオチドを使用した癌性腹膜炎などの悪性小腸狭窄は5例。癌性腹膜炎に切除・バイパス術が行われたのは1例のみで、同症例は3か月後に再狭窄しオクトレオチドを使用。オクトレオチド投与期間は7~45日(中央値20日)であった。食道ステントは15例(良性狭窄1例、肺癌2例、食道癌12例)に留置され、留置から死亡までの期間は28~103日。気管ステントは5例で、うち2例は食道ステントも留置。悪性食道狭窄に対するバイパス術は行われなかった。【結語】悪性狭窄における外科治療の適応は予測される予後が重要で侵襲の大きな手術治療よりもステント留置や薬物療法などの治療がより選択された。
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