演題

胃癌・大腸癌の再発による消化管閉塞に対する緩和的外科手術症例の検討

[演者] 笹本 彰紀:1
[著者] 山口 竜三:1, 古田 美保:1, 渡邊 真哉:1, 會津 恵司:1, 井田 英臣:1, 伊藤 哲:1, 鳥本 淳史:1, 山中 美歩:1, 中橋 剛一:1, 金井 道夫:1
1:春日井市民病院外科

対象・方法:胃癌・大腸癌の再発による消化管閉塞に対し緩和的外科手術を施行した36例を対象とし術後経過を明らかにした。さらに在院死した6例を在院死亡群、その他の30例を生存退院群とし2群間を術前因子、術後因子に分け比較検討した。また退院後の化学療法の有無による生存期間の相違も調べた。結果:94%の患者で術後イレウス管を抜去でき、86%の患者で経口摂取が可能となった。在院死亡群では術前、有意に総リンパ球の割合は低く、PS2の患者を多く認め、術後因子では合併症や経口摂取不良の患者を有意に多く認めた。退院後化学療法が施行された患者の生存期間は有意に延長した。まとめ:緩和的外科手術によりQOLが改善する可能性がある。しかし 術前に総リンパ球の低い患者やPS が不良の患者では在院死亡する可能性が高く手術適応は慎重でなければならない。さらに退院後化学療法を施行することができれば生存期間を延長する可能性が示唆された。
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