演題

緩和的手術を施行した129例の術後経過

[演者] 横溝 博:1
[著者] 永末 裕友:1, 山永 成美:1, 木原 康宏:1, 山田 兼史:1, 田中 栄治:1, 木村 有:1, 林 亨治:1, 馬場 秀夫:2, 平田 稔彦:1
1:熊本赤十字病院外科, 2:熊本大学消化器外科

【緒言】根治不能の緩和的手術例から終末期医療における外科医の役割を模索.【対象と方法】最近5年間に手術施行の129例.男性71例女性58例で平均年齢71歳.原疾患は大腸癌54,胃癌32,膵癌22,その他21.切除不能癌98,術後再発31,消化管穿孔合併6.術式は消化管吻合62,人工肛門造設51,胃瘻/腸瘻14,試験開腹2.緩和手術後の化学療法49.【結果】(1)既に116例が死亡, MSTは154 (day).予後延長因子は75歳未満, 緩和手術後の化療,逆に穿孔例は早期死亡多い. (2)14例が在院死亡, 13例は経口再開不能.術直死の5例は穿孔3,長期腸閉塞1,剖検で胃癌髄膜播種1.(3)2年以上生存は化療奏功5例.胃癌(P1)が5年生存中,4例は大腸癌.【考察と結論】穿孔合併は術後早期死亡の高リスク,化療で長期生存もあれば経口再開不能の死亡例もある.手術後は地域施設との連携が重要.無用な化学療法はないか,再度外科的介入の余地は無いかなど気懸けておくことは大切.
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