演題

腹腔鏡下緩和手術の有用性

[演者] 吉川 征一郎:1
[著者] 福永 正氣:1, 李 慶文:1, 永仮 邦彦:1, 菅野 雅彦:1, 飯田 義人:1, 須田 健:1, 伊藤 嘉智:1, 大内 昌和:1, 勝野 剛太郎:1, 平崎 憲範:1, 伊藤 真由子:1, 東 大輔:1, 小濱 信太郎:1, 野本 潤:1
1:順天堂大学浦安病院外科

緩和手術は切除不能悪性腫瘍患者のQOLを改善し得るが、すでに苦痛を有するため疼痛は最小限とすべきで、低侵襲性も要求されるため腹腔鏡下手術は有用と考えられる。腹腔鏡下緩和手術56例について検討した。症状予防手術およびOncologic emergency症例は対象から除外した。 基礎疾患は胃癌6例、大腸肛門癌35例、膵胆道腫瘍5例、子宮卵巣癌4例、泌尿器癌4例、肺癌1例、リンパ腫1例。術前症状は通過障害31例、疼痛4例、排泄障害4例、感染6例、出血5例であり、術式は人工肛門造設38例、胃空腸バイパス16例、腸管切除3例で21例に単孔式手術が行われていた。 平均手術時間120分、出血量29ml。症状改善は96%で得られ、術後合併症は8例14%に認めた。追跡可能54症例中7例が生存、34例が癌死、2例が他病死で11例19.6%が術後在院死亡であった。1年生存率は28.8%であった。 腹腔鏡下緩和手術の症状改善効果、術後経過は良好であり、低侵襲手術として有用と考えられた。
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