演題

消化管緩和ストーマの現状と課題

[演者] 衣笠 哲史:1
[著者] 吉田 武史:1, 溝部 智亮:1, 岡 洋右:1, 赤木 由人:1
1:久留米大学外科

【目的】当院での消化管緩和ストーマの現状を知るために患者背景や造設後の状態などを検討した。【対象と方法】2009年1月から2014年7月までの58症例を対象とし検討した。【結果】原因疾患の再発・転移巣の増悪や原発巣切除不能によるイレウス状態の改善および経口摂取可能な症例を適応としていた。58例は、男性27例:女性31例、年齢は19-89歳で、原因疾患は消化器癌、婦人科系癌、前立腺癌などであった。術後全例経口摂取が可能となり、47例は一時的に自宅に退院していた。生存期間は38-1041日(中央値328日)で、1年以上生存症例は26例で、うち21例が造設後に化学療法・放射線療法など治療を受けていた。【考察】消化管緩和ストーマは患者QOLの改善に貢献していた。集学的治療療法への導入として意義がある可能性を考え、造設時期も重要である。【結論】消化管緩和ストーマの現状を把握し利点や欠点など今後検討することが課題である。
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