演題

SP-2-1

大規模災害~非常時における外科医の対応能力とその必要条件に関する検討

[演者] 大渕 俊朗:1
[著者] 諸鹿 俊彦:1, 岩崎 昭憲:2
1:聖マリア病院胸部外科, 2:福岡大学呼吸器・乳腺内分泌・小児外科

【はじめに】高度に電化された今日の医療システムと災害時のライフライン遮断への対応について検討。【対象と方法】当院の非常時電源の実情を調査。東日本大震災の報告書を基に、想定される事態と当院の対応能力を推定。外科医としての対応を検討した。【結果】東北では発災直後、非常用ディーゼル電源が作動しない~作動したが30分程度で止まった例が多数あり。原因は老朽化や想定外の災害であったためだが、報告書では各々の外科医らが臨機応変に対応。術中患者は全員無事に避難された。一方、災害急性期(発災~72時間)に激増する外来患者に対して対応不能であった施設が相当あった。特に需要が急増するX線やCTは非常用電源の出力不足で作動しなかった。当院も非常用電源によるCTへのストレス試験は諸事情で未試行である。【結語】外科医の災害時対応能力は高い。しかし電気や水などインフラ強化がなければ、災害急性期の活動は不可能であると考えられた。
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