演題

OP-141-3

Organ procurement における外科医の役割と報酬

[演者] 山田 洋平:1
[著者] 河合 達郎:2, 松原 健太郎:1, 日比 大蔵:1, 阿部 雄太:1, 八木 洋:1, 尾原 秀明:1, 篠田 昌宏:1, 板野 理:1, 北郷 実:1, 星野 健:1, 藤野 明浩:1, 高岡 千恵:3, 北川 雄光:1, 黒田 達夫:1
1:慶應義塾大学外科, 2:Transplant Surgery, Massachusetts General Hospital, 3:慶應義塾大学移植コーディネーター

年間40−50件の脳死下臓器摘出はその希少性から、摘出外科医の専門的役割が明確に確保されていない。ボストンでの移植外科フェローとしての経験から日本のorgan procurementの問題点を提起する。米国では脳死患者が登録されると、organ bankの派遣する内科的コーディネーターが摘出までの管理を全て担当し、必要機材一式を持参した外科的コーディネーターがドナー病院への交通手段を準備し、外科医はルーペのみをを持参し手術着で合流する。米国外科医は臓器摘出の対価として数十万円が支払われるが、日本では直接的報酬はなく、摘出病院への移動の事務的処理も個人での手配となっている。手術機材を各チームが持参し、灌流/梱包も外科医が対応しなければならない事も大きな負担となっている。今後脳死ドナーのoption提示の啓発とprocurementにおける外科医の専門的役割を確保する事が緊急時に対応できる高度医療の提供に不可欠となる事は自明である。
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