演題

OP-141-1

高齢化社会における地域外科医の労働環境と外科医のhealth literacy

[演者] 山口 広之:1
[著者] 石井 光寿:1, 渋谷 亜矢子:1, 小畑 智裕:1, 濱崎 景子:1, 小松 英明:1, 村岡 昌司:1, 君野 孝二:1
1:諫早総合病院外科

【緒言】前回、高齢者緊急手術症例の増加が大量の医療資源の消費を招き、地方では外科医の診療エネルギー消耗の原因になっている事を報告した。今回、外科医の手術就労状況を分析し労働環境改善に向けた対処法を検討した。【方法】最近の手術例数の推移と時間帯別就労状況を検討した。【結果】年次手術例数は増加する一方、緊急手術例は比率としてはほぼ横ばいなるも、緊急手術就労時間は確実に増加していた。2007年と2013年で比較すると、手術総就労時間は56%の、緊急手術就労時間は39%の増加であった。さらに時間外就労は時間数で86%の増加であり全体に占める比率も6.7%から8%へと増加していた。一方、実働外科医は1名の増員のみで、時間外就労可能な常勤麻酔医は2名のままであった。【結語】外科系医師の乏しい地方では基幹病院等への医師の集約化が追い付けず慢性的な過重労務負荷が解消できずにいる。基幹病院への外科系医師のさらなる集約化が望まれる。
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