演題

OP-140-6

乳房・胸壁再建における分割広背筋皮弁

[演者] 小松 星児:1
[著者] 吉岡 剛:1, 木股 敬裕:2, 西山 宜孝:3, 八木 孝仁:4, 平 成人:5, 宗 淳一:6
1:岡山済生会総合病院形成外科, 2:岡山大学形成外科, 3:岡山済生会総合病院外科, 4:岡山大学肝胆膵外科, 5:岡山大学乳腺・内分泌外科, 6:岡山大学呼吸器外科

【目的】乳房・胸壁の再建において、広背筋皮弁は最も頻用される皮弁の一つである。しかし、巨大な皮弁を採取すると採取部を縫縮できず植皮が必要になる。澤泉らはこの問題を解決すべく分割広背筋皮弁を報告した。分割広背筋皮弁により乳房・胸壁の再建を行った3例について報告する。
【方法】広背筋上に半円形の連続した2枚の皮島をデザインした。皮弁挙上後に皮島を分割・縫合し円形になるよう形成した。症例1:乳房間質肉腫。皮弁サイズ20×12cm。症例2:乳房葉状腫瘍。皮弁サイズ17×16cm。症例3:胸壁膿瘍。皮弁サイズ15.5×13cm。
【結果】症例1、2で皮弁は全生着した。症例3では部分壊死したが、陰圧閉鎖療法を行い治癒した。
【考察】分割広背筋皮弁は最大で直径20~25cmの欠損まで再建できる。手技は比較的平易で応用範囲も広く、有用な方法である。問題点としては、皮弁中央部に瘢痕が残る点、厚みが限られる点が挙げられる。
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