演題

OP-139-7

後腹膜脂肪肉腫に対する切除術後の局所再発についての検討

[演者] 大原 忠敬:1
[著者] 藤野 泰宏:1, 大山 正人:1, 長谷川 寛:1, 安田 貴志:1, 柿木 啓太郎:1, 押切 太郎:1, 千堂 宏義:1, 杉本 武巳:1, 富永 正寛:1
1:兵庫県立がんセンター外科

【目的】後腹膜脂肪肉腫の切除術後の局所再発の危険因子について検討した。
【対象】2001年1月~2013年11月に切除した後腹膜脂肪肉腫症例15例。
【結果】発生部位は前腎傍腔3例、腎周囲腔7例、後腎傍腔1例、大腰筋背側2例、その他2例。組織型は高分化型7例(46.7%)、脱分化型7例(46.7%)、多形型1例(6.6%)。術式は腫瘍切除6例(40.0%)、他臓器合併切除9例(60.0%)。観察期間中央値33ヶ月、無再発生存期間中央値17ヶ月、再発7例(46.7%)、局所再発は6例(40.0%)。腫瘍切除群で局所再発が6例中4例(66.7%)、他臓器合併切除を行った群で9例中2例(22.2%)、後者において局所再発率が低く治療成績は良好。発生部位別では前腎傍腔及び後腎傍腔で局所再発を認めず、腎周囲腔7例中4例(57.1%)、大腰筋背側2例中2例(100%)と局所再発率は高かった。
【考察】後腹膜脂肪肉腫に対しては必要に応じ積極的に隣接臓器の合併切除を行う必要がある。
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