演題

OP-139-4

当院における後腹膜脂肪肉腫切除例の検討

[演者] 熊谷 祐:1
[著者] 井上 陽介:1, 市田 洋文:1, 武田 良祝:1, 松木 亮太:1, 松村 優:1, 石沢 武彰:1, 有田 淳一:1, 藤本 佳也:1, 高橋 祐:1, 齋浦 明夫:1, 田中 真之:1, 寺澤 無我:1
1:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【方法】当院で2004年から2013年までに後腹膜脂肪肉腫に対して初回切除が行われた45切除例を対象とし、無再発生存率(RFS)や累積生存率(OS)等について検討した。【結果】内訳は男性22例・女性23例、年齢は61(24 - 79)歳、最大腫瘍径は17(1.7 - 46)cmであった。根治度(R)はR0=20例、R1=20例、R2=5例であった。組織学別では脱分化型22例・高分化型18例・その他5例であった。現病死は4例、再発例は17例、再発部位は局所15例・肺2例であった。合併切除臓器は腎臓33例・結腸19例・膵臓9例の順であった。3yr-RFSは72%であり、RFSは組織型やRには影響されなかった。OSに対する有意予後因子は、組織型が脱分化型(p=0.016)とR(p=0.006)であった。多変量解析では、R(p=0.011)がOSに対する有意予後因子であった。【結語】後腹膜脂肪肉腫に対する長期成績のために最も重要なのは初回切除時のR0切除であり、熟練した外科医による切除が望ましいと考えられた。
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