演題

OP-139-2

悪性腹膜中皮腫の検討

[演者] 西 英行:1
[著者] 吉田 亮介:2, 脇 直久:2, 平山 伸:2, 河合 央:2, 石崎 雅弘:2, 山下 和城:2
1:岡山労災病院アスベスト疾患ブロックセンター, 2:岡山労災病院外科

目的:悪性腹膜中皮腫の臨床病理および治療方法を検討した.方法:2007年~2013年までの全国労災病院より集積された中皮腫は264例である.その内の腹膜中皮腫25例を検討した.結果:男性22例,女性3例.平均年齢は65歳.24例が症状発見であった.確定診断は,7例が手術による生検,12例が針生検,6例が腹水細胞診で得られた.組織型は,上皮型19例,肉腫型3例,二相型3例であった.石綿ばく露歴を23例に認めた.治療法は,化学療法が22例,手術+化学療法が2例,対症療法が1例に行われていた.予後は,全例の生存期間中央値は6.0か月であった.多変量解析では,年齢,腹痛の有無,組織型が予後因子であった.結論:発症に石綿ばく露 との関連性が疑われた.治療は主に全身化学療法が行われており.根治を目的とする手術療法は少数であった.組織型別では,肉腫型が特に予後不良であった.
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