演題

OP-139-1

骨盤内巨大腫瘍に対して腹腔鏡補助下骨盤内臓全摘を施行した1例

[演者] 相場 利貞:1
[著者] 加藤 岳人:1, 平松 和洋:1, 柴田 佳久:1, 吉原 基:1, 青葉 太郎:1, 山口 直哉:1
1:豊橋市民病院一般外科

症例は85歳,男性.当院泌尿器科にて膀胱浸潤を伴う約80mm大の前立腺原発GISTと診断され,手術目的に当科紹介.骨盤内臓全摘術を想定し,視野確保目的に腹腔鏡下アプローチとした.まず,総~外腸骨血管前面から膀胱頭側縁の腹膜を切開し,切除範囲を明確にした.直腸背側を授動の後,下腸間膜動脈を根部で切断し,S状結腸を切断した.外腸骨・閉鎖・内腸骨領域を順に郭清.内腸骨血管の腹側への分枝を切離し,自律神経を切除の上,先の直腸背側の操作と連続させた.尿管を切断し,肛門挙筋も腹腔内から可及的切断した.膀胱前面へ侵入・剥離.前立腺前面に静脈叢を残すのみとし,小開腹下に尿道を離断.会陰操作を施行し,標本をen-blocに摘出した.手術時間は760分,出血量は1071gで,術後第18病日に退院した.病理検査にて前立腺間質肉腫と診断され,郭清リンパ節に転移は認めなかった.実際の手術手技をビデオにて供覧する.
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版