演題

OP-138-2

当院における腹腔鏡下腹壁ヘルニア手術90例の治療成績ならびにヘルニア門閉鎖の経験

[演者] 中野 敢友:1
[著者] 井谷 史嗣:2, 淺海 信也:1, 吉本 匡志:1, 大川 広:1, 伊藤 雅典:1, 門田 一晃:1, 黒瀬 洋平:1, 日置 勝義:1, 石井 龍宏:1, 貞森 裕:1, 大野 聡:1, 金 仁洙:1, 高倉 範尚:1
1:福山市民病院外科, 2:広島市立広島市民病院外科

当院では2002年4月から2014年8月までに腹腔鏡下腹壁ヘルニア手術を90例に施行した。男性24例、女性66例、平均年齢71.3歳。腹腔鏡下3ポートにて施行し、ヘルニア門の全周にわたり約3—5cmのオーバーラップ部分を加えてメッシュの大きさを決定し、腹壁全層固定とタッキングにて固定した。occult herniaが90例中22例(24.4%)に認められ、平均手術時間は122分で、5例で開腹移行した。再発を3例に認めた。1例は下腹部でのメッシュ固定不良およびメッシュ収縮が原因と考えられ、腹腔鏡下に再手術を施行し、その後再発は認めていない。1例は右下腹部腹壁ヘルニア修復後の再発で、メッシュ固定不良によるものと考えられた。他の1例は手術時にメッシュ被覆を行わなかったヘルニア門近傍の創部からの再発であった。2013年10月移行、5例にヘルニア門閉鎖を行っており、閉鎖に伴う合併症は認めておらず、長期予後に関しては現在経過観察中である。
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