演題

OP-138-1

腹壁瘢痕ヘルニアに対する単孔式腹腔鏡下修復術の治療成績

[演者] 馬場 誠朗:1
[著者] 亀山 哲章:2, 佐々木 章:1, 冨田 眞人:2, 三橋 宏章:2, 宮田 量平:2, 若林 剛:1
1:岩手医科大学外科, 2:国際親善総合病院外科

【目的】腹壁瘢痕ヘルニアに対する単孔式腹腔鏡下修復術(SLIHR)の治療成績について報告する.【対象】18例にSLIHRを施行.再発性腹壁瘢痕ヘルニアは4例.男性8例,女性10例,平均年齢72.2歳,平均BMI 24.8kg/m2,術前平均開腹既往回数は1.5回であった. 【方法】手術は左右の上または下腹部に約2.0cmの皮切で開腹,Glove法で行った.ヘルニア門から充分なmarginを確保しMeshをAbsorba Tackで固定した.2012年10月からは,ヘルニア門を筋膜縫合した後にMeshを固定している.【成績】成績(平均値)は術後観察期間476.7日,ヘルニア門長径9.3cm,手術時間107.4分,出血量カウント以下,経口摂取開始日1.6日,術後入院期間7.8日,開腹移行例は認めなかった.現在まで再発例を認めていない.【結語】SLIHRは安全に実施可能であり,低侵襲手術として治療の選択肢のひとつになりうる術式と考えられた.筋膜縫合の追加により腹壁機能の改善が期待される.
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