演題

OP-137-4

前立腺全摘出術後に生じた鼠径ヘルニアに対する検討

[演者] 吉岡 慎一:1
[著者] 徳山 信嗣:1, 久保 維彦:1, 柳澤 公紀:1, 濱野 梨絵:1, 平井 利明:1, 太田 英夫:1, 柏崎 正樹:1, 三木 宏文:1, 小西 宗治:1, 福永 睦:1, 小林 研二:1
1:兵庫県立西宮病院外科

はじめに:当院にて施行した、前立腺全摘術後に生じた鼠径ヘルニアに対して検討を行った。対象と方法:2010年5月より施行した前立腺全摘術後に生じた鼠径ヘルニア21例(26件)が対象。結果:両側発症例が5例認められた。術前の腹臥位CTでは、2例に前立腺全摘術後の腹壁瘢痕ヘルニアに合併した鼠径ヘルニアを認め、術式に工夫が必要であった。術式は3件にKugel法、5件に腹腔鏡下ヘルニア修復術を行い、その他の症例では前方アプローチによる修復術が行われていた。Kugel法においては、膀胱前腔の剥離が難しいうえ、パッチの展開も難しく、困難な印象であった。一方、腹腔鏡下ヘルニア修復術としては、IPOM変法により修復が可能であった。Kugel法と比べ、剥離困難部位の視認性と確認に優れており、またメッシュの展開も比較的容易であった。まとめ:前立腺全摘術後の鼠径ヘルニア修復は入念な術前状況の確認と、それに対する術式の選択が必要であると考えられた。
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